美容
更新日:2015.07.31
気づかず傷んでいる!?夏の頭皮・髪のダメージ対策【原因編】
美容お役立ちコラム【気づかず傷んでいる!?夏の頭皮・髪のダメージ対策【原因編】】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
気づかず傷んでいる!?夏の頭皮・髪のダメージ対策【原因編】
夏の頭皮は、紫外線・冷房・海やプールなどによって様々なトラブルを引き起こしやすい過酷な環境にあります。しかし、体の中で1番高い位置にある頭は、紫外線の影響を受けやすい部分でありながら、髪の毛に覆われて見落とされがち。今の時期は顔やボディと同様に、髪と頭皮のケアにも気を配ることが大切です。
夏の髪・頭皮トラブルの原因とは?
●多量の汗、皮脂
皮脂は頭皮を守る天然のバリアです。頭皮は体のほかの部位よりも汗腺や皮脂腺が多いので、清潔に保っていないと毛穴がつまり、皮脂が酸化することで臭い、フケやかゆみというトラブルを招きます。
●紫外線
紫外線によって頭皮が日焼けすると、頭皮の乾燥を招きます。乾燥した頭皮は白髪、くせ毛、髪のボリューム減少、フケなど様々な髪のトラブルの原因に。日焼けがひどい場合は、頭皮に水ぶくれができるほどのやけど状態に陥ることもあります。
紫外線による日焼けは頭皮だけではありません。日焼けした髪の毛は、キューティクルが傷ついたりはがれたりして、そこから髪の内部の水分が失われ髪のパサつきを招きます。また傷みが蓄積されることで、枝毛、切れ毛につながります。
●冷房
冷房にあたった頭皮や髪は乾燥し、頭皮が冷えることによって血行不良になり、髪の毛に栄養が行き届きにくくなります。栄養不足は髪の毛がすかすかになってパサついたり、枝毛、切れ毛を招きます。
成長途中の髪の毛は栄養が足りず、太くしっかり育つ前に抜け落ちてしまうことにもなります。冷房のかかった室内と外の気温との温度差によっても体の免疫機能が低下し、健康な頭皮や美髪を作りだすのに悪影響を与えます。
●プールや海
プールで消毒のために入れられている塩素は、髪の毛を構成するアミノ酸を破壊してしまうので、髪のゴワつきの原因になります。また、海水に含まれる塩分は髪の毛の水分を奪うので、髪のパサつきの原因になります。
次回は、夏に多い「湿性フケ」「におい」「かゆみ」といった頭皮のお悩み別ケアをお届けします。