美容
更新日:2014.09.05
スカスカ肌、そのままで大丈夫?秋前のおすすめスキンケア【原因編】
美容お役立ちコラム【スカスカ肌、そのままで大丈夫?秋前のおすすめスキンケア【原因編】】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
スカスカ肌、そのままで大丈夫?秋前のおすすめスキンケア【原因編】
9月とはいえ暑い日が続いていますが、秋を迎えるスキンケアの準備はバッチリですか?いつまでも夏の気分でさっぱりお手軽ケアをしていると、秋冬の厳しい乾燥に肌がついていけません。まずはひと夏を過ごした今の肌状態を知って、しっかりスキンケアを見直しましょう!
ひと夏を過ごした肌は、内側がカラカラ!?
夏は、汗や皮脂により肌がうるおっていると勘違いをして、さっぱり系の油分が少ないものを使ってしまっていることが多くあります。このようなお手入れを続けたことで引き起こされるのが、肌の内部が乾燥してしまっている「インナードライ」状態。このまま放っておくと、肌の乾燥が進み小じわの増加やたるみを加速させてしまいます。
今の肌は「スカスカ」の状態!!
肌の角層は、角質細胞と細胞間脂質がレンガとセメントのように積み重なってしっかりとした構造を作っています。通常の元気な肌をたっぷり水を含んだスポンジに例えると、夏を過ごした「インナードライ肌」はスカスカのスポンジ状態。かなりうるおいが不足しています。また、まわりをとり囲む細胞間脂質も足りない状態で、さらに肌の水分がどんどん逃げていく負の連鎖を引き起こしてしまいます。
ニキビもまだまだ油断できません。
夏を過ごした肌は皮脂と汗の過剰分泌で皮脂膜が薄くなり、肌のpHバランスが乱れています。また、夏に過剰に分泌された皮脂は取りきれていないことで毛穴の奥に皮脂が蓄積。テカリやベタつき、毛穴の開き、ニキビの原因の多い危険な状態です。
ボディは角質のゴワゴワとむくみがMAXに・・・
サンダルを履いたり、薄着・水着になったりと、肌の露出が多かった夏。紫外線のダメージや、圧迫や摩擦などの刺激が直接肌に加わり、角質は厚くなり、カサカサ・ゴワゴワや色素沈着を起こしがちです。また、冷房で冷えた部屋に一日中いるうえ、同じ体勢で長時間過ごすことで、脚がむくみがちになっているのも特徴です。
この他にも、外気の暑さと室内の冷房による寒暖の差で肌内部、肌表面の血行が悪くなり肌に栄養がいきわたりにくくなります。その結果、肌が敏感になったり、乾燥に悩まされることも。「夏が終わった!」なんて油断してケアを怠ると、肌はトラブルを起こしてしまう可能性大!?気を抜かず、しっかり季節に合ったお手入れをしましょう。次回はひと夏を過ごした肌に元気を取り戻すスキンケア方法をご紹介します。