「うっかりボロボロ肌」に注意…妊婦さんの冬のスキンケアのコツ

妊娠中は、つわりなどの体調不良に加えて、実は肌も不調を起こしやすい時期。特に乾燥の厳しいこの季節は、気づくと肌がボロボロ…なんてことも！ 今回はそんな肌荒れを防ぐスキンケアのコツをご紹介♪ 妊娠中だからこそ気をつけたい注意点もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

妊娠をきっかけに、カサカサ＆敏感肌に…！？

「なんだか妊娠してから肌の調子が悪い…」と感じたことはありませんか？ 実は、なんと8割もの妊婦さんが肌質の変化を感じるそう！

妊娠中は、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが多く分泌され、妊娠前とはホルモンバランスが大きく変化します。それに加え、食欲の増加による食べ過ぎや、あるいはつわりで全然物が食べられないなど、食生活も大きく変化。また、体調の変化によりなかなか眠りにつけず、睡眠不足になることなどもあり、生活が乱れる方も珍しくありません。

また、妊娠中は、羊水や赤ちゃんの成長のためにママの体の水分が優先的に使われ、肌はうるおい不足になりがち。このような体の変化や生活習慣の乱れなど、実にさまざまな要因が妊婦さんに肌の変化をもたらしているのです。具体的には、肌の乾燥、かゆみ、刺激に対して敏感になった…という不調を感じる方が多いようです。

妊娠がわかったら、「低刺激・高保湿・ニオイなし」のスキンケアに切り替えを

肌の不調が起きやすい妊婦さん。妊娠したらいつも以上にお肌のケアに気を配りましょう。顔も体も、低刺激で高保湿のアイテムに切り替えるのがおすすめです。

今まではなんともなかったスキンケアアイテムも、刺激に敏感な妊娠中はトラブルの原因になることも。妊娠がわかったら、低刺激のアイテムに切り替えておくのが安心です。また、肌の乾燥しやすい時期ですから、いつも以上に保湿力にすぐれたものを選ぶのがおすすめ。ボディも保湿力重視のアイテムを使うことで、妊娠線やバストの乾燥によるかゆみなど、妊婦さん特有のトラブル予防にもつながります。

また、妊娠初期はつわりなどの体調不良により、ニオイに敏感に。今までは心地よく感じていた香りもダメになることが多くあります。無香料でニオイを気にせず使えるアイテムを選びましょう。

コレが正解◎冬の妊婦さんのスキンケアのコツ【フェイス編】

スキンケアの選び方の次は実践編！
顔も体もポイントを押さえたケアをして、肌トラブルを予防しましょう。

1．しんどいときは、乳液1本でスキンケア

つわりなどの体調不良で動くのもつらい時期は、スキンケアまでなかなか手が回りませんよね。しかし、そこでまったく何もせず放置してしまうと、肌の乾燥はどんどん進み、妊娠中に一気に老けてしまう原因に。化粧水→美容液→乳液→クリームやオイルとしっかりケアをできないときは、まずは高保湿の乳液1本でケアをしましょう。

おすすめは「ママ&キッズ オリゴミルク」。赤ちゃんから使えるほど低刺激ながら、保湿効果はバツグン！ 肌本来のうるおい成分をたっぷり補給し、乾燥肌や荒れた肌もしっとりうるおします。乳液1本でモチモチの弾むような肌に♪ 体調が落ち着いて余裕が出てきたら、いつもどおりの手順でスキンケアを行ってくださいね。

2．スキンケアはたっぷりと使うのがコツ

どんなに高保湿のアイテムを選んでも、使う量が足りなければその効果は半減。妊娠中のひどい肌の乾燥には太刀打ちできません。スキンケアはたっぷりの量を使うのがコツです。ローションならば肌がひんやりするくらいが目安。乳液やクリームは何度も重ねづけをして、最後はハンドプレスでたっぷりしっかり肌に浸透させるのがおすすめです。

3．紫外線対策＆低刺激の美白美容液を使うのも◎

冬場はUV対策をお休みしている人も多いかもしれません。しかし、妊娠するとメラニンを作り出す「メラノサイト」の働きが活発になるため、妊婦さんはシミやそばかすが非常にできやすくなっています。顔は常に露出しているので、冬でもUVケアをしておくと安心です。また、美白美容液を味方につけるのもおすすめ。ただし、美白系の美容液は効果を求める分、刺激が強いものもあるので要注意。妊婦さんでも安心の成分でできた低刺激の美白美容液を選ぶようにしましょう。

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コレが正解◎冬の妊婦さんのスキンケアのコツ【ボディ編】

1．妊婦さん専用ボディクリームで全身ケア

妊婦さんが気になる「妊娠線」。妊娠線は急激にサイズアップする体に肌の伸びがついていけずに起こる、肌のひび割れです。予防には肌の保湿ケアだけでなく、急激な伸びに対応できるだけの肌の弾力をキープすることがとても大切！

ボディのケアは、保湿力もバツグンで肌に弾力を与える成分もたっぷり入った、妊婦さん専用のアイテムを選びましょう。サイズアップするのはおなかだけではないので、乾燥によるカユカユなどのトラブル予防のためにも、全身にたっぷり塗るのがおすすめです。

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2．「妊娠中からバスト専用乳液でケア」が、後悔しないためのコツ！

妊娠すると、おっぱいは約2サイズも大きくなり、産後は授乳により伸びては縮むという変化を繰り返します。気づかぬうちに酷使されたおっぱいまわりの肌は、卒乳後にはたるんでしまい、バストの形崩れを引き起こしてしまうことに…。

産後に後悔しないためには、バストは今から専用アイテムでケアをしておくことが重要です。おすすめは「ママ&キッズ ビーアップホワイト」。バスト専用の乳液で、1本で乾燥・形崩れ・黒ずみを予防できるスグレモノ♪ バスト～デコルテに塗っておくことで、うるおいベールがハリのある肌に導いてくれます。食品由来成分だから、赤ちゃんの口に入るのが心配な授乳中も使えます。

3．朝晩2回のケアを習慣に

どんなに保湿力の高いアイテムでも、乾燥しやすい妊婦さんの肌をしっとりとうるおいに満たし、トラブルを起こしにくい状態にキープするためには、お風呂上がりの1日1回のケアでは不十分。顔と同様に、朝晩2回のケアが必要です。朝起きて着替えをする際にボディケアも一緒に行う習慣をつけましょう。

おわりに

今回は妊婦さんのスキンケアのコツを、フェイス編とボディ編に分けてご紹介しました。体の変化が大きい分、妊娠中のケアはとても重要です。つわりなどの体調不良でなかなかスキンケアまで手が回らないこともあると思いますが、アイテムは早めに揃えて、できるところからでもケアをスタートしましょう。皆さまが元気な赤ちゃんをお産みになって、そして産後もキレイな肌の美しいママでいられることを心より願っております。