毎年、花粉症人口は増加中。
するべきは、紫外線・乾燥・静電気ケア

我が家は親子で軽度の花粉症。毎朝、長女は目をこすり鼻をむずむずさせているし、私は外出先で肌がむずがゆくなり、ちくりちくりとすることも。

猛威を奮った令和元年の花粉に比べて、今年は花粉量が少し落ち着く様子。けれども、年々花粉症を発症する人口が増えているようです。体内の花粉の許容量は個々で決まっていますが、その許容バケツがあふれ出すと花粉症を発症するからです。

ちなみに花粉アレルギーを持っているからといって肌荒れを起こすわけではなく、花粉という刺激物が肌につくことで敏感になり、かゆみ、赤み、乾燥を引き起こします。そのため、とにかく花粉と肌の接触を防ぐこと、保湿すること、このふたつが大切になります。

花粉を肌につけないようにするにはどうすればいいでしょうか？

日焼け止めとブラシは花粉プロテクトにマスト

まずは、スキンケアの最後に日焼け止めやパウダーファンデーションでプロテクトすることです。

肌を守る……それは当たり前のことですが、春先はまだ紫外線への意識が低い人も多く、意外とおろそかになりがちです。

大切なのでもう一度。素肌のままでは花粉と接触したときに刺激になりますので、UVケアで肌にヴェールをかけるのを忘れずにしましょう！

紫外線は花粉アレルギーを持つ肌にとってはさらに刺激になるため、UVカットは効果的。花粉を直接肌につけないためにパウダーファンデーションを肌にまとうことも大切です。
▼UVライトベール
▼レドナ モイストパウダーファンデーション

そして帰宅したら、玄関の外で髪や服についた花粉を落とすこと。

私は、コシの強い馬の毛のブラシで全身の花粉落としをするのが、花粉の時期の日課になっています。ちなみに服はモヘヤなど花粉がつきやすい素材は避けて、サテンなどつるんとした素材に。

顔はフェイスブラシでさっとなでて花粉をはらいます。なぜなら、花粉やほこりを拡大すると表面はギザギザで、そのままこすると、肌を傷つけてしまうから。

玄関前にブラッシング、これだけで、かゆみや赤みをずいぶん防ぐことができますが、たっぷりのクレンジングで速やかにやさしくオフすることで、毛穴の奥まできれいにすることができます。とくに肌が刺激に敏感になっているときは、まろやかなミルクタイプが肌に心地よくおすすめです。
▼オリゴクレンジングミルク

たっぷりうるおして肌のバリア力を高める

もうひとつ、たっぷりと保湿することでバリア機能が高まり、外部からの刺激から守ってくれます。

ローションやミルクを塗ったあと、クリームを必ずスキンケアの最後に使いましょう。栄養を肌内にたっぷりととじこめつつ、油分で肌にバリア膜をかけるのに、クリームは最大の効果を発揮します。
▼オリゴモイスチャークリーム

オイルは修復力やバリア力が高いものが多く、かゆみのもとを抑える成分やもともと持つ皮脂の成分に近いセラミドなどをブレンドしているアイテムを選ぶと、肌にやさしく、子どもでも花粉対策できますね。
▼バリアオイルお得用

最後に、静電気をなるべく起こさないようにすることも効果的です。静電気を感じやすいときは、花粉を肌に吸い寄せやすい状態。そのため、静電気をなるべく起こさないよう、室内を加湿したり、着るものに気をつけるようにしましょう。

花粉対策のポイントは守ること、保湿すること、静電気を起こさないこと。これで花粉をよせつけないすこやかな肌に。