カーテンを開ける前にUVケアを!
夏は起きた瞬間から白肌ケアが始まります。
夏、注意すべきは“うっかり日焼け”と“うっかりダメージ”です。
朝、カーテンを開けたとき、ベランダに洗濯物を干すとき、ちょっとゴミ出しへ……と数秒だからいいかなと素肌をさらけだしていませんか?
紫外線は目からも入ってきますし、今年は“塗りもれ焼け”を防ぐ日焼け止めも話題になっていたりと、年々ますます強くなる紫外線に対して、意識を高めていく必要があります。
そして、日常で何気なくしている洗顔ではこすりすぎて摩擦がかかっていたり、エアコンの効いた室内でインナードライが進行していたり、こんなダメージも夏特有のものです。
これらすべて、乾燥やくすみ、シミを招く原因となります。
夏のスキンケアは、特別なことをする必要はありません。
むしろ、毎日ルーティン化しているベーシックなことを、あらためて見直してみることが大切です。
朝起きて、直行するのはリビングのカーテンではなく、洗面所。
カーテンを開ける前に洗顔、スキンケア、UVケアまで済ませましょう。
朝洗顔で毛穴・テカりケア
ひんやり保湿とうるおいバリアをセットに
朝洗顔はぬるま湯だけ、という人も多いかもしれませんが、夏こそ、朝しっかりと洗顔を。なぜなら、寝ている間の皮脂が肌にそのまま残っている状態では、メイクのりはもちろん、崩れの原因にもなるからです。油は水をはじくように、ぬるま湯では酸化した皮脂をきれいに洗い流せません。
実際、鵜飼も、朝きちんと洗顔の習慣が定着したら、日中のTゾーンのテカりや小鼻からでる角栓も見事にきれいになりました。
小鼻のザラつきや黒ずみが目立つときは、クレンジングを。夏はみずみずしくベタつかないジェルタイプがおすすめです。
→アクアクレンジングジェル
テカりが気になるときは、泡洗顔を。たっぷりの濃密な泡をTゾーンやおでこに1分間のせて泡パックするだけで、つるん!と音が聞こえてきそうなくらいつるつるになります。
→ホワイトクリアフォーム
ローションは“ひたす”ように手のひらで何度も重ねるか、コットンパックを。
夏は紫外線にさらされて、肌の内側はほてり=軽いやけど状態です。肌に触れてほてりを感じるときは、ひんやりするまでうるおいを届けること。肌表面がひんやりとしたら、うるおい満タンのサインです。
夏はさっぱりしたケアを好みがちですが、ローションでスキンケアを終わりにするのは早いです。せっかくの水分が蒸発してしまわないよう、美容液やミルクの油分で肌にうるおいバリアをつくってあげましょう。
→ホワイトアクアセラム
そして、UVケアは、露出しているところはすべて塗る!
これが鉄則です。
夏の紫外線は冬に比べて、高い位置から降り注いでいるため、おでこや鼻筋、デコルテなど起伏のあるところは、うっかり日焼けしやすいのです。髪をアップにするときは、耳もUVケア。鵜飼は3年前に耳にシミを発見してから、耳の表と裏もUVケアするように心がけています。
暑い夏はUVケアでベタつきたくない、という人は日焼け止め効果のあるスキンケアミルクを選ぶと、日焼け止めのステップをスキップできる上に、みずみずしくさらさらの肌に仕上がります。
→ホワイトUVミルク
夏、うるおいと透明感がある肌は、白いワンピースと同じくらい清々しい印象を与えます。今、かさつきやくすみ、テカりを感じている方は、いちばんベーシックなスキンケアを見直してみてくださいね。
美容ジャーナリスト
鵜飼香子
profile
広告制作、集英社の美容誌MAQUIAの編集者を経て、現在は美容ジャーナリストとして活動しながら、大学院で経営学・マーケティングを学んでいる。毎月150もの新製品を試し、分析してきた経験から、女性誌やブランドサイトにて、美容法をアドバイスしたり、化粧品のアドバイザーやコンサルティングなどを行う。2児の母として、効率化とエンタメ性あるビューティを心がけている。