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美容

更新日:2015.09.25

夏が終わったら、肌がなんだか不調。それって紫外線ダメージかも?

美容お役立ちコラム【夏が終わったら、肌がなんだか不調。それって紫外線ダメージかも?】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。

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夏が終わったら、肌がなんだか不調。それって紫外線ダメージかも?

9月に入ると、夏の疲れがたまり身体だけでなく肌にも不調やトラブルが出てきます。8月に比べ紫外線量もだんだんと少なくなってきますが、春先から蓄積した紫外線のダメージが一気に肌にあらわれてくる頃でもあります。「夏の終わりの肌は疲れている。」「夏を過ぎると肌は老化を加速する」のはそのためです。具体的にどんなダメージが肌にあらわれるのか見てみましょう。

ダメージ① 【色素沈着→くすみ、シミ、色黒】

紫外線の影響によるメラニン生成の活発化、それに伴うシミ、そばかすなどの色素沈着です。地表に届く紫外線にはA波とB波がありますが、シミなどの色素沈着を招くのはUV-B(B波)です。紫外線にあたると炎症などを起こしメラニン生成を活性化します。

増えてしまったメラニン色素は、ターンオーバーを促し、排出させましょう。いつまでもシミがある、黒くなった肌色が戻らないといったことであれば、メラニンを含んだ古い角質細胞が溜まっている可能性があります。

ダメージ② 【肌乾燥→ゴワゴワ感】

紫外線を浴びた肌は炎症を起こし乾燥を招きます。肌からツヤやなめらかさが失われ、カサカサ感や肌が厚く硬くなったようなゴワゴワ感を感じることがあります。

ひと夏を過ごした肌のターンオーバーはリズムを崩しがちです。特に紫外線のダメージは、大きくターンオーバーを乱すため、夏の終わりは古い角質がいつまでも残り角質肥厚となり、角層が厚くなっています。そのためこの時季の肌は硬くゴワゴワしていると感じるのです。

また、肌表面に古い角質が溜まっていると、肌の乾燥を招くだけでなくスキンケアの浸透が悪くなるといったことにもつながります。夏の間は一見うるおって見える肌も、実は乾燥が進んでいます。特に目の周りなどの皮膚が薄くて乾燥しやすい部分は夏の終わりにはちりめん状の乾燥ジワも気になるころです。

ダメージ③ 【光老化→しわ・たるみ】

紫外線は角層だけでなく真皮層にまで到達します。UV-A(紫外線A波)は真皮層にまで届き、しかも肌に少しずつ蓄積されていきます。その結果真皮層にあるあるコラーゲン、エラスチンが変性しハリ弾力がなくなり、シワ、たるみなどの「光老化」を引き起こす要因となります。

光老化は、加齢に伴う老化とは異なり、紫外線にあたることで起きる皮膚の老化です。このことにより「夏は肌の老化を加速させる」と言われているのです。肌老化は実年齢による老化よりも光老化による影響が80%とも言われています。

ダメージ④ 【毛穴トラブル→角栓、毛穴開き】

夏の終わりの肌は皮膚表面では皮脂分泌があるので一見うるおっているように思われがちです。しかし、皮膚内部では水分が不足し乾燥傾向になってしまいます。その結果、毛穴は開き目立ってしまいます。開いてしまった毛孔には皮脂が詰まり、その皮脂が酸化して角栓になりやすくなります。

また、夏の間は乳液やクリームなどを控え目にしたり、化粧水だけでケアを終えてしまったりなどしていると、水分が蒸発して皮脂分泌がさらに増してしまう原因にもなります。その結果皮脂が過剰に分泌されて、テカリとなります。

次回は、夏のダメージをリセットする効果的なケア方法をお教えします。

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