健康・ヘルスケア
更新日:2015.09.18
妊娠中の冷え・足のつり・授乳の不安を解消!助産師さんからアドバイス
マタニティお役立ちコラム【妊娠中の冷え・足のつり・授乳の不安を解消!助産師さんからアドバイス】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
妊娠中の冷え・足のつり・授乳の不安を解消!助産師さんからアドバイス
ナチュラルサイエンスのイベント「お肌の教室」では、助産師さんに妊娠中のお悩みについて相談する座談会を定期的に開催しています。参加した妊婦さんのお悩みを聞いていると、意外と同じ悩みを抱えている方が多くいます!今回は、多くの妊婦さんがお悩みの“冷え”、“脚のつり”、“授乳の不安”について、助産師さんからのアドバイスをご紹介します。
腰痛・便秘・むくみ・おなかの張り…これらは“うっかり冷え”が 原因かも!
妊婦さんにお悩みを聞いてみると、必ずあがるのが腰痛、便秘、むくみ、おなかの張りといった悩みです。これらの悩みは、実は体の冷えが原因のことがよくあります。
妊娠中はホルモンの影響で体のほてりを感じる人が多いですが、温かいのは上半身だけで下半身は意外と冷えているものです。また、おなかが大きいと血行不良になり、下半身が冷えやすくなります。
さまざまな不調解決の第一歩!体を冷やさない対策法はコレ
まだ暑い日もありますが、体を冷やさないよう普段の生活にこんなことを取り入れましょう。
・くつ下やレッグウォーマーで足を温める
・常温より冷たい飲み物は飲まない
・外出時はカーデガンを持ち歩く
・血行不良のもとになるキツい下着や服は避ける
脚のつり対策には血行を良くするのが効果的!
妊娠中のお悩みで特に多い「脚のつり」。お肌の教室に参加した妊婦さんでも「脚がつって痛くて目が覚めてしまう!」という人がよくいます。妊娠中は大きなおなかで圧迫されて下半身の血行が悪く、脚がつりやすくなっています。
・さんぽやストレッチ、ヨガなどの軽い運動をする
・寝る前や朝起きた時などに脚をマッサージする
・足湯やレッグウォーマーで脚をしっかり温めて寝る
運動やマッサージは軽いものでOKです。無理のない範囲で毎日の習慣にしましょう。
(運動が制限されている人はお医者さんに相談しましょう。)
授乳の痛み対策には産前からの乳頭マッサージが◎
「お産よりもつらい!」という人もいる授乳。「一人目の子の授乳が痛すぎて、あきらめてしまった…。」「痛いのはつらいけど、なるべく母乳で育てたい」という声もよく聞かれます。
授乳を痛くないようにするポイントは、赤ちゃんが吸いやすい突き出た乳頭にすることです。出産前から産後の授乳に向けて乳頭をマッサージして、少しでも楽に授乳ができるよう準備しましょう!
乳頭マッサージは37週以降からスタートしてOK!
37週が過ぎたら、乳頭をマッサージしてOKな時期です。お医者さんや助産師さんに相談して、乳頭マッサージを始めましょう。
しっかり妊娠中から乳頭周りをマッサージしてやわらかくすると、授乳の痛みをおさえられるだけでなくおっぱいが出やすくなる効果もあります。マッサージができない時は、乳頭にオイルをぬっておくだけでもOK!オイルをぬっておくと、オイルとお乳の油分がなじんで乳腺からお乳が出やすくなりますよ。授乳しやすい乳頭の形かどうか不安な人は、乳頭の形をお医者さんにチェックしていただくのも◎です。
※早い時期から乳頭を刺激したり間違ったケアをすると早産を招く場合があります。必ずお医者さんに相談して行ってください。
妊娠中の不安やストレスを少しでも軽くして、ハッピーな妊婦ライフを送って下さいね♪