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健康・ヘルスケア

更新日:2014.06.24

アトピー性皮膚炎やアレルギーのもと、 梅雨に増えるカビの予防方法

健康お役立ちコラム【アトピー性皮膚炎やアレルギーのもと、 梅雨に増えるカビの予防方法】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。

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アトピー性皮膚炎やアレルギーのもと、 梅雨に増えるカビの予防方法

毎日湿度が異常に高い梅雨時は、カビが発生しやすい季節でもあります。吸い込むと喘息などのアレルギーを引き起こすやっかいもののカビは、ダニと同じく、肌につくとアトピー性皮膚炎や肌トラブルを引き起こします。肌にとってもマイナスとなる要因はできるだけ排除したいですよね。

なんとかカビのない家で過ごしたいとは思いつつもカビ取りはとっても面倒。中でもお風呂のカビと毎日格闘するのってもううんざりではありませんか? 窓を開けて換気をしてもタイルの目地が黒ずんできて。そんな時に簡単にできる対策法をご紹介します。

カビが発生するのはこんな理由から

カビは、温度20℃~30℃、湿度75%以上、そして栄養分の条件がそろうと一気に増えてきます。空気中にはいつもカビの胞子が浮いている状態となり、特に水にぬれやすく、よごれやすいところ、湿りやすいところに発生します。

カビの発生しやすいところはこんなところ

流し台の近く、洗面所、お風呂場など

 汚れや水がつくとカビの胞子はくっついて増えてしまいます。例えば、流し台のふちには食器を洗う時についた生ごみや汁などが、お風呂場には石鹸カスやアカなどが付着しがち。ステンレスやタイル、タイルの目地、大理石など注意が必要です。

窓や壁面に接している結露しやすいところ

 ガラスに結露した水滴が付きやすいところも要注意です。ガラスを抑えているパッキンなどが黒く汚れていることがありませんか? 結露をそのままにしてしまうと周辺にカビが発生してしまいます。北側の外壁に面した壁や隅にもカビが増えやすいですね。

押入れ、納戸、家具の裏など

 押入れや納戸、家具の裏などは、空気が動かずに風が通りにくい状態です。そういうところは湿りやすいためカビの住処になりやすいのです。閉めたままの押入れの布団を久しぶりに出すとかび臭いことがありますよね。それってカビが布団に生えている証拠です。

閉め切った部屋など

閉め切った部屋やコンクリート住宅も、風が通りにくいのでカビが生えやすくなります。風通しをよくするように心がけましょう。

家の中で一番カビが生えやすいところは、湿気が多いお風呂。毎日ゴシゴシとお風呂のタイルをこすっても目地の黒ずみがとれないことで疲れ果てたことありませんか? 一生懸命壁をこすっても翌日になったらまたカビが生えていたり・・・。

梅雨時期のお風呂掃除にプラスしてほしい裏ワザは、不織布にカビ対策洗剤をつけて拭いておくこと! 特に天井をきちんと拭いておくことが大切です。カビは胞子が浮遊するとどんどん発生するので、天井から掃除をすることが重要なポイントになります。天井を掃除するのは大変では?なんて心配は無用です。床掃除グッズに不織布をつけてそこにカビ対策洗剤をつければとっても簡単に天井掃除ができるんです。天井を拭いたら、次に壁、床と拭いておくとカビが発生しにくくなります。ぜひお試しを。

カビ対策洗剤を不織布にふきつける

まずは天井からスタート

次は壁の高いところ

壁の下の方

最後に床周りを

また、カビは50℃以上のお湯にも弱いのでお風呂上りに熱いお湯をシャワーでかけておくと、石けんカスも洗い流せるのでおすすめです。その後、タオル等で壁についた水滴をふき取り、最後に窓を開けるか換気扇を回して浴室の湿度を下げておきましょう。

こんなことも知っていると便利です。

雨の日に換気扇はまわさない。

湿気をとるために換気扇をまわしてしまうと、逆に湿気を家に入れてしまう事になります。雨の日はエアコンや除湿器を使って湿度を下げてみましょう。

室内に洗濯物を干すと湿度が高くなります。

室内に洗濯物を干すと湿度が10%は高くなると言われています。冬の乾燥対策にはおすすめですが、梅雨の時期はお風呂場で換気扇を回して干しておくなど干す場所も注意してくださいね。

エアコンはまめに掃除を

エアコンは週に一度はフィルタ-の掃除をしておきましょう。そうしないと、フィルターについたカビの胞子をまき散らすことになってしまいます。また、エアコンは運転する前に窓を開けて送風運転をして胞子をとばすこともポイント。スイッチを切る前も送風運転をしてエアコン内をよく乾燥させることもおすすめです。

換気をするときの窓は全開にしない

窓を開けて換気をすることは大切です。その時窓は、全開にするよりも少しだけ開けるほうが、空気の流れが速くなって効率的に室内を換気できます。

カビの生えているところはまず拭き掃除。

カビの生えているところにまず掃除機で掃除をすると、ファンの風にカビの胞子が乗って浮遊してしまいます。まずは固く絞った雑巾で水拭きを。それから掃除機をかけてください。

まだまだジメジメが続く季節です。面倒くさいけど、カビ対策頑張りましょう!!

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