マタニティ(妊娠中/産後)
更新日:2016.04.12
お腹(おなか)はどうなるの?気になる出産後の体型戻し
マタニティお役立ちコラム【お腹(おなか)はどうなるの?気になる出産後の体型戻し】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
お腹(おなか)はどうなるの?気になる出産後の体型戻し
今は出産までのことで頭がいっぱいの妊婦さん。でも赤ちゃんが生まれた後、自分の体はどうなっていくかご存知ですか?今回は、助産師 代田佳恵先生にうかがった「産後の体型戻し」についてご紹介します。
産後の体型戻しには、ある程度時間がかかります
多くのママ芸能人が産後2か月くらいでTVや雑誌に復帰し、くびれたウエストを披露しています。その影響もあってか、皆さんも産後はすぐに体型が戻ると思っていませんか?先日お会いしたママも「もう産後半年なのに、まだ妊娠5か月くらいの妊婦さんみたいなおなかまわりで…」と心配そうにしていました。
実は、芸能人のように急に体型が戻ることはまずありません。
10か月かけて大きくなったおなかは、元に戻るのにも同じように1年近くかかるイメージが大切です。すぐに効果が出ないからと諦めたりせず、自分に合った方法で体型戻しを続けていきましょう。次の4つのポイントをぜひ参考にしてみてくださいね。
ウエストニッパーの使用にはご注意を
産後の体型戻しにウエストニッパーを使っている方も多いですが、これにはちょっと注意が必要です。おなか部分を締めつけると、逆に骨盤が広がってしまうことも!
おなか部分をギュッと締めると、骨盤の上の部分だけ締めつけられ下の部分が開いてしまいます。いわゆる、裾広がりの状態に。また、締めつけた部分のお肉が上下に移動することで、おしりが大きくなってしまうこともあります。また、おなかを締めてしまうと、体型の問題だけでなく内臓の働きを悪くしたり、血行不良を起こしてむくみを助長させる原因にもなってしまいます。
体型戻しにウエストニッパーや補正下着などのアイテムを使うこと自体が悪いのではありません。使うとしたら、おなかではなく骨盤の部分を支えるものを選びましょう。
体型戻しには「筋力アップ」も心がけましょう
頑張って骨盤を戻しても、その状態をキープできるだけの筋力がなければ元に戻ってしまいます。合わせて、キレイな体型をキープできるように筋力を鍛えていくことがとても重要です。
とは言っても、思っている以上に体力を消耗している出産後。急に激しい運動をするのは危険です。猫背にならないよう背筋をのばして座るなど、日常の中でできることから気をつけましょう
産後は引き締めだけでなく「歪み防止」にも気をつけて
産後は骨盤も開いていて、体全体の左右バランスが崩れて歪みやすい時期。体が歪んでしまうと、均等に体型が変化せず、きれいな体型に戻っていきません。この時期は「引き締め」も大事ですが「歪み防止」にも気をつけましょう。
歪み対策は、難しいことはありません。日常生活のちょっとした動作に気をつけることが一番です。次のような歪みが生じる姿勢や行動をとらないようにしましょう。
【歪みを生む危険習慣】
・脚を組む
・いつも同じ側でカバンを持つ
・ヒールの高い靴を履く
・寝るときの向きグセがある
・立っているとき片足に体重をかける
肌の引き締めはスキンケアを味方につけるのもOK
出産後は、今まで伸びていたおなかの皮膚が、おなかが小さくなった分だらんとたるんでしまいます。この皮膚のたるみは、引き締めクリームなどでマッサージするようにしてケアしてあげましょう。産後半年くらいが、おなかのたるみの戻りやすい時期と言われています。お風呂上がりのケアを習慣にしましょう。
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