マタニティ(妊娠中/産後)
更新日:2017.10.10
感染症&手荒れ予防に!キッズの正しい手洗いとハンドケア
キッズお役立ちコラム【感染症&手荒れ予防に!キッズの正しい手洗いとハンドケア】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
感染症&手荒れ予防に!キッズの正しい手洗いとハンドケア
秋冬は気温や湿度がぐっと下がり、風邪やインフルエンザなどの感染症が増える時期。特に気を付けたいのが、保育園や幼稚園で集団生活を送る子どもたちです。予防にはやっぱり手洗いが大切!今回は子どもの正しい手洗いの方法と、ささくれや爪の反り返りなどの手肌トラブルを予防するケアポイントをご紹介します。
「手洗い」を子どもに任せっきりにしていませんか?
2~3歳くらいになると、「手洗いくらい一人でできるもん!」というお子さまも多いのでは?我が子の成長も感じられて嬉しい一場面ですが、実は大人でもきちんと手を洗うのは意外と難しいもの。ママが忙しいのもあり、つい子どもに任せてしまいたくなりますが、しっかり洗えるようになるまでチェックしてあげましょう。次の手洗いの手順を参考にしてみてくださいね。
手洗いの手順
①両手をしっかり濡らします
②ハンドソープを手に取って泡立てながら、手のひらを洗います
(最初から泡で出てくるタイプのハンドソープが便利です)
③手の甲を洗います
④指の股を洗います。親指は反対の手でにぎって、ねじるように洗います
⑤指先を反対の手のひらを掻くようにして洗います
⑥手首も忘れずに洗います
⑦流水でハンドソープが残らないように十分に洗い流します
⑧清潔なタオルなどで、水分をしっかり拭き取ります
大人がチェックしたいポイントは、洗えていない部分はないか、すすぎ残しや拭き残しはないかの2点。すすぎが甘く洗浄料が残っていたり、指の股などに水気がそのままになっていると、肌荒れの原因になります。
アルコールジェルも味方につけて、しっかり風邪予防!
手洗いの後は、アルコールジェルで除菌ケアもするとさらにGOOD!風邪やインフルエンザなどの感染症予防にとても効果的です。アルコールジェルは濃度が高ければいいというものではありません。アルコールは肌を乾燥させたりと刺激にもなりやすいので、うるおい成分たっぷりのアイテムを選ぶのがおすすめです。また、子どもが乾く前に舐めてしまったり、ベタつきを嫌がってケアをしなくならないよう、使い心地(さっと乾いてベタつかない等)も気にして選ぶようにしましょう。
手洗いの後は、ハンドクリームまでをセットに
子どもは外遊びをしたり、食べ物をつかんだり、幼稚園・保育園に入ると自分やお友達の涙やよだれがついたり…と、ママの気づかないうちに手が汚れているもの。こまめにお子さまの手のにおいをかいでみると、驚くほどいろんなにおいがすることでしょう。色々な刺激にさらされる手肌は、気づくとささくれやあかぎれ、爪の割れや反り返りなどのトラブルを起こしています。手洗いの後はハンドクリームでのケアまでをワンセットと考えてこまめにうるおいを補給し、肌トラブルを防ぎましょう!
子どもが塗ると指の間や爪などに塗り残しができてしまうので、ハンドクリームも手洗い同様にママの手助けが必要です。まずはお子さま自身でケアをして、最後にママが仕上げをしてあげてくださいね。爪まわりもしっかり保湿することで、ささくれを防ぐことができます。
ハンドケアアイテムは、低刺激で保湿成分がたっぷりのものをチョイス
一日に何度も繰り返し使うハンドクリームやハンドソープ。デリケートな子どもの肌に使い続けても大丈夫かどうか、アイテム選びにも気を配ることが大切です。
未熟でトラブルを起こしやすい子どもの肌には、低刺激タイプのものがおすすめ。香料や着色料など、肌にとって余計なものが入っていないものを選びましょう。ハンドクリームは保湿アイテムなので気をつけていても、ハンドソープの成分まで気にしていない方が多いのでは?意外と香料や着色料が入っているものが多いので、次の買い替えの時に少し注意してみるといいかもしれないですね。また、ハンドソープもうるおいを守って洗える保湿成分がたっぷり入ったものを選んでおくと安心です。
おわりに
今回は、子どもの手洗い方法とハンドケアについてお伝えしました。
お子さま自身で手洗いをしようとする習慣は素晴らしいですが、きちんとできているかこまめにチェックしてあげてください。また、ハンドソープだけでなくアルコールジェルやハンドクリームを味方につけることで、デリケートな肌を守りながらしっかり感染症対策ができます。ぜひこの秋冬は、お子さまを風邪&手荒れ知らずで過ごさせてあげましょう♪