マタニティ(妊娠中/産後)
更新日:2017.07.26
つわりがひどくて歯磨きがキツい…妊娠中の口臭ケアについて
マタニティお役立ちコラム【つわりがひどくて歯磨きがキツい…妊娠中の口臭ケアについて】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
つわりがひどくて歯磨きがキツい…妊娠中の口臭ケアについて
妊娠中、特につわりの時期は、さまざまなにおいに敏感になりがちです。食事や家の中のにおいが苦手になってしまう方も多いのですが、中でもよくあるお悩みが「歯磨き」に関するもの。毎朝・毎晩の歯磨きの際、歯磨き粉のにおいで気持ち悪くなってしまうケースや、中には歯ブラシを口に入れるだけで吐き気が出てしまうケースも。今回は、妊娠中の歯磨きに関する口臭ケアについてご紹介します。
つわりの種類別・口臭の原因とは
つわりがひどい場合は、自分の口臭すらも気持ち悪く感じるもの。また妊娠中は、口臭のお悩みが増えやすい時期でもあります。では、なぜ妊娠中は口臭のお悩みが増えるのでしょうか?
食べづわりの方の場合
空腹になると気持ち悪くなってしまう「食べづわり」の方は、ちょこちょことこまめに食べ物を食べていないと気持ち悪くなるという人がほとんど。そうすると1日2~3回の歯磨きでは口内を常に清潔に保つことが難しく、口臭を悪化させる原因となってしまいます。
吐きづわりの方の場合
吐き気で食べることがままならない「吐きづわり」の方は、食事回数が少ないため口腔ケアがおろそかになりがちで、口臭がひどくなることがあります。また、歯ブラシを口に入れるだけで気分が悪くなってしまう方も多く、歯磨きがなかなかできずに口臭が悪化してしまう傾向にあります。
歯磨きが億劫な妊娠中におすすめの口臭ケア方法
つわりの影響で歯磨きをせずにいると、歯に良くないことはもちろん、さらにつわりの悩みが増えてしまうこともあります。歯を磨けないことで口臭が強くなると、そのにおいでつわりが悪化してしまうことも。衛生面や口臭対策を考えると、つわりがひどい時期でも、歯磨きをまったくせずに過ごすことはおすすめできません。
ここでは、つわりの苦痛をできるだけ減らしながら、歯や口腔内のケアを妊娠中でも続けられる方法についてご紹介します。
1.控えめな香りの歯磨き粉を使う
「とにかく歯磨き粉特有のにおいがダメ!」という方は、歯磨き粉の種類を変えてみてはいかがでしょうか。
香料控えめの歯磨き粉に変えることで、吐き気はかなり治まるはずです。「ツーンとしたミント臭がないだけでも歯磨きがラクになった」という方も多くいます。
妊娠中にもオススメ!香料控えめの歯磨き粉【スミミネラルハミガキ】
2.歯磨き粉を使わず、歯ブラシだけで磨く
少しのにおいすらも気になってしまう場合は、いっそ歯磨き粉を使わずに歯磨きをするのも1つの手です。歯の表面に付着していた汚れなどを落とすことで、ある程度口臭を防ぐことができます。
3.鼻をふさぐ
鼻をふさぐことでにおいを感じないようにして歯磨きのつらさを乗り切った、という方もいます。中には、歯磨き時だけ鼻をつまむという原始的な方法が最も効果的だったという声も。
4.マウスウォッシュを活用
そもそも歯ブラシを口に入れると吐き気がしてしまうという方は、マウスウォッシュ(液体歯磨き)で乗り切る方法もおすすめです。「液体歯磨きはかえってにおいが強そう…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「さまざまな種類を試して自分に合うものを見つけられた」という体験談も意外に多いもの。
ただし、マウスウォッシュはアルコールや刺激が強いものが多いので、なるべく低刺激なものを選んで試してみましょう。
おわりに
今回は、妊婦さんがつわりの時期に特に気になる、口臭を予防するための対策についてご紹介しました。
歯磨きをしたくなくなる原因は、つわりの種類によって異なります。歯磨き粉のにおいがダメな場合は、無香料の歯磨き粉を使用したり、鼻をふさいだりしてみてください。どうしても歯ブラシを口に入れるのがダメな場合は、マウスウォッシュなどを使ってケアをしましょう。それも厳しい場合は、水でこまめにうがいするだけでも違います。
いろいろ試してみて、ご自分に合った方法を取り入れてみてくださいね。