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マタニティ(妊娠中/産後)

更新日:2014.08.05

夏の天敵!妊婦さんのあせも(汗疹)を対策する方法とは?

夏の天敵!妊婦さんのあせも(汗疹)を対策する方法とは?

マタニティお役立ちコラム【夏の天敵!妊婦さんのあせも(汗疹)を対策する方法とは?】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。

妊娠すると体温が上がり汗をかきやすくなります。とくに気温の高い夏には、あせもになることも少なくありません。妊娠している時期はシミもできやすく、肌トラブルを放置すると色素沈着がおこりやすいもの。後悔しないように、ポイントをおさえて適切な対策を行いましょう。この記事では、あせも対策のコツを詳しく紹介します。

あせもは汗の出口がふさがって起こる肌トラブルです

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あせもは、汗が皮膚を刺激しておこる皮膚トラブルです。汗をかいてそのままにしておくと、かいた汗が肌から入り込んでしまい、肌をふやかして汗腺の出口塞いでしまいます。その結果起こるブツブツとした症状が、「あせも」です。

妊娠中は肌が乾燥しやすい状態。肌の乾燥は、外部からの異物の侵入を防ぐバリア機能が低下させます。そのため、肌が乾燥すると、かいた汗も肌から吸収されやすく、あせもができやすくなってしまうのです。

妊娠すると基礎体温が上昇し新陳代謝が活発になるので、汗をかきやすくなります。とくに気温が高い夏場には、妊婦はあせもに注意した方がいいでしょう。

あせもの症状

あせもがかゆいからといってかきむしると、傷になってしまい、感染から炎症をおこすこともあります。そのまま放置すると、とびひになってしまう場合も考えられるので、あせもだからといって安易に考えず、早めに対処してください。

気をつけているつもりでもできる「妊婦のあせも」危険ゾーン!

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特にあせもができやすいのは、汗がたまりやすい場所です。妊婦の場合、胎児が大きくなるのにともなって、胸が大きくなりお腹も膨らんできます。お腹の下や胸の下側、関節の裏や、妊娠線ができやすいおしりや胸二の腕は、汗がたまりやすく「妊婦のあせも」危険ゾーン。自分では、あまり汗をかいていないと思っていても、あせものケアが必要です。

あせもの最大の原因は「汗の処理」と「保湿ケア」不足

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妊娠中の肌は、ホルモンバランスの急激な変化により肌のうるおいが失われやすく乾燥しやすくなっています。乾燥した肌はバリア機能が低下し、刺激に弱くなっています。汗には塩分やアンモニアといった肌に刺激となる成分もごく少量含まれていますから、汗をかいたら素早く拭き取ることが大切です。

また、妊娠中は普段より肌が乾燥しやすくなっていますから、いつもより念入りに保湿するのがおすすめ。肌の水分バランスが保たれていれば、刺激にゆらぎにくい肌でいられます。

生活習慣にも注意が必要!

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あせもを防ぐには生活習慣にも注意してすごす必要があります。汗をかいたら日中でもシャワーで流すなどして、その後クリームなどで保湿すると汗の刺激から肌を守りやすくなります。

他にも、風通しのよい木綿などの服を着る、汗を吸収しやすい寝具を選ぶ、夜もエアコンをつけるなど肌に汗が残りにくい工夫をして、夏を上手に乗り切りましょう。

汗をかいたら速攻拭き取りを!

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こまめにシャワーを浴びられないこともあります。そんなときは汗をかいたまま放置しないように、清潔なタオルやハンカチでおさえるようにして拭きましょう。ゴシゴシこすると肌に刺激になります。ハンカチやタオルは優しい肌触りの木綿を選び、タオルを使って汗を拭き取る時も、水で少し濡らすと汗に含まれる刺激物質も拭き取りやすくなります。

ママ&キッズ ベビースキンフレッシュナーなら、シュッとスプレーしてから汗を拭きとることで、汗の成分までするんときれいに落としてくれます。さらに、ケアの後は、うるおいベールが肌を守ってくれるのでおすすめです。お出かけのときは、バッグにポンと入れておけば汗をかいたなと感じたら、すぐに使えて便利です。

汗を吸ったタオルやハンカチは雑菌が繁殖しやすいもの。つねに替えを用意しておき、清潔な面を使って汗をふき取りましょう。カバンに入れっぱなしにしていると、雑菌で肌をふいているようなものです。こまめに取り替える習慣にしてください。

こんなときはかかりつけの医師に相談してみよう!

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あせもは、場合によってはかかりつけの医師や皮膚科医に相談した方が良いこともあります。

少しでもあせもやかゆみが気になるとき

あせも自体は大きな病変ではありません。しかし、かゆみによるかき壊しで飛び火を引き起こすなど、大きなトラブルにつながることがあります。少しでもあせもやかゆみが気になるときは、なるべく早めに受診しましょう。

かゆみを抑えるために市販の薬を使いたいとき

妊娠中には、念のためできるだけ薬を使わないほうがいいと思っている方は多いでしょう。それでも、あせもでかいてしまうなら薬を使う方がいい場合もあります。他にも長い妊娠期間中には、薬を使いたい場面もあるかもしれません。

その場合の最もおすすめの選択肢は、かかりつけの産科医や皮膚科医に、妊娠中である旨を告げて、薬を処方してもらうことが大切です。受診が難しく市販薬を使いたいときも、医師・薬剤師・登録販売者に相談してからにしてください。妊娠中は特に、自己判断での市販薬の使用は避けたほうがいいでしょう。

ナチュラルマーククリームはあせも予防にも◎です!

妊娠中は肌が乾燥しやすくなり、いつもよりトラブルをおこしやすい状態になっています。気温が上昇する夏は、汗をかきやすくあせもに注意が必要な季節。汗をふき取ったり、入浴やシャワーの後には丁寧に保湿をしたりして肌をトラブルから守りましょう。

肌に適切な水分と油分をおぎなえば、刺激に対するバリア機能がUPします。妊娠中は特にトラブルになる前のボディケアが大切になります。

ママ&キッズ ナチュラルマーククリームは、助産師と先輩ママの協力により生まれた人気の妊娠ボディ用クリームです。保湿力が高いうえにマッサージがいらないので簡単にボディケアができます。妊娠中は、それでなくても体の負担が大きく気持ちもゆらぎやすいもの。手軽に使いやすく、無香料・無着色・低刺激処方のナチュラルマーククリームを上手に利用して夏を上手に乗り切りましょう。

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