今年は特に念入りに！ 妊婦さんの「シミ・くすみ対策」

汗かき&暑がりになる妊婦さんにとって、過酷な夏が迫っています。これからの季節、暑さ対策と一緒にぜひ取り入れてほしいのが、「シミ・くすみ対策」。実は、妊娠中はとてもシミができやすいのです！ 本格的な夏が来る前に、今年はいつも以上に念入りに対策を始めましょう。

妊娠中は、ホルモンの影響でメラニンを作る働きが活発に！

妊娠すると、体のホルモンバランスが大きく変化します。妊娠期に増えるホルモンの影響により、メラニンを作り出す「メラノサイト」の働きが活発に。その結果、今まであったシミが目立つようになったり、新しいシミもできやすい状態になります。

シミやくすみを防ぐには、紫外線対策で“シミのもととなるメラニンを増やさない”ことと、美白美容液で“シミを表面化させない”という2軸のスキンケアが大切です。

紫外線対策は、今も！ 梅雨も！ 念入りに

「まだそんなに暑くもないし…」「梅雨は日射しも弱いし…」なんて油断していませんか？ でも、春でもすでにかなりの量の紫外線が降り注いでいます。梅雨も少しは量が減りますが、それでも相当な量です。日射しを浴びている実感がないままにメラニンが蓄積されていると思うと…おそろしくなりますね。UVケアは今も、梅雨の時期も継続して行うことが大切です。

日常使いの日焼け止めは、高SPFでなくてOK

日常の紫外線なら、SPF15～25程度、PA++くらいのもので十分です。普段から高SPFやウォータープルーフの日焼け止めを使うのは、デリケートな妊婦さんの肌の負担となってしまう可能性があります。SPFの高さよりも、肌が乾燥しないか、塗り直しても使い心地が悪くないかなど、毎日使い続けるのに適しているかどうかで選ぶようにしましょう。

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日焼け対策では、こんなところも要チェック！

1．10～14時の外出には特にご注意を

10～14時は、1日の中でも特に紫外線の強い時間帯。この時間帯のUV対策は特に念入りに行いましょう。真夏は、気温もかなり上がります。体調を崩しやすい妊婦さんは、この時間帯の長時間の外出は避けましょう。体力づくりのためのウォーキングなども、涼しい時間帯に行うのがおすすめです。

2．日傘や帽子、薄手の長袖も便利です

日焼け止め以外にも、日傘や帽子、薄手の長袖で紫外線を防ぐのもおすすめです。サングラスもUV対策として効果的ですが、妊娠中は一時的な視力低下や、注意力の低下が起こりやすい時期。色つきのサングラスだと慣れない視界で歩くことになるので、くれぐれも注意しましょう。

3．日焼け止めは、こまめな塗り直しを

日焼け止めは、時がたつと衣服のこすれや皮脂、汗などで落ちてきてしまいます。2～3時間おきに、顔もボディも塗り直しをしましょう。お化粧直しのタイミングでは、日焼け止めの塗り直しもお忘れなく。

美白美容液も、シミ対策の頼もしい味方です

シミ対策では、日焼け止めでシミのもとを増やさないケアと一緒に、今すでに肌の奥にあるシミのもとを表面化させないケアもとても大切です。今まで美白ケアをしたことがない方も、妊娠中～産後のシミのできやすい時期は、ぜひ取り入れましょう。

ただし、美白アイテム選びには注意が必要です

美白系のアイテムは、効果が高い分、他のアイテムよりも肌に刺激を感じる人が多いことも。普段は大丈夫でも、妊娠して敏感肌になっている妊婦さんは、トラブルを起こしてしまうことがあります。「今までも使って問題なかったから大丈夫」と油断せず、妊娠中は低刺激の美白アイテムを使うようにしましょう。

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おわりに

今回は、妊婦さんのシミ・くすみ対策についてお伝えしました。女性なら誰もが気になるシミ。妊婦さんは特に注意が必要です。できてしまってから後悔しないように、毎日の紫外線対策と美白ケアを取り入れましょう♪