マタニティ(妊娠中/産後)
更新日:2017.07.19
妊娠線はいつから予防する?妊娠初期からはじめる妊娠線ケア
マタニティお役立ちコラム【妊娠線はいつから予防する?妊娠初期からはじめる妊娠線ケア】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
妊娠線はいつから予防する?妊娠初期からはじめる妊娠線ケア
新しい命を授かり、これからママとしての一歩を踏み出そうとしている女性は、自分の体の変化に日々驚いていることでしょう。そんな中、心配なのは「一度できてしまったら消えない」と言われている妊娠線。妊娠線の予防には、早めにケアを始めることがとても大切!今回は、妊娠線ができてしまう理由やケア方法についてご紹介します。
妊娠線とはどうしてできてしまうの?
そもそも妊娠線とは、妊娠によっておなかが急激に大きくなり、皮膚の伸びに耐えきれなくなった肌が断裂してしまうことできる線のこと。妊娠線ができやすい女性の条件には、体重の変化や肌質の問題など、さまざまな説があります。
体質は変えることはできませんが、自分でできる妊娠線予防としては、①体重を急激に増やさない、②ボディケアで肌のうるおいと弾力を補うことが重要です。
妊娠線予防ケアはいつからはじめればいい?
妊娠線予防ケアをはじめるベストタイミングについては、すばり妊娠初期!
「妊娠線ケアは、おなかのふくらみが目立つようになってからでOK」という方もいますが、妊娠線は先ほどの通り、おなかが急激に大きくなるときに肌の伸びがついていけないことで起こります。つまり言い換えれば、おなかが大きく変化する前に十分な肌の弾力を与えておくことが重要ということ!おなかがふくらんできてからケアをしても、すでに手遅れなこともあるのです。妊娠線予防ケアは、妊娠がわかったらできるだけ早い時期から始めましょう。
妊娠線予防に!ボディケアアイテムの選び方
クリームで水分・油分を同時に補給!
たっぷりと肌にうるおいを与えるためには、オイルがいいと思っている方が多いのでは?でも、実はオイルだけでは、うるおいケアは不十分。肌の保湿には、水分と油分の両方が必要ですが、オイルだけでは油分しか補給できません。うるおいを与えてからオイルでフタをするならOKですが、毎日保湿で何品もアイテムを使うのは面倒。クリームを1本用意して、バランスよく水分と油分を補給しましょう。
妊娠ボディのためのクリームを
一般的な保湿クリームを妊娠線予防に使っている方もいますが、後悔しないためにはおすすめできません。妊娠中は、今までに経験したことのない体形の変化が起こります。その変化についていけるだけの肌をつくるには、保湿だけでなく肌に弾力をたっぷり与えておくことが不可欠! 妊婦さんの体の変化を考えて作られた、妊娠ボディのためのクリームを選ぶのが正解です。
何よりお肌にやさしいアイテムであることが重要
妊娠中はあらゆる刺激に対して、体が敏感になります。肌も同様で、今まで使っていたスキンケアが合わなくなる人もいるほど。そんな時期に肌に使うクリームですから、肌にとって余計な成分(香料や着色料、アルコールなど)が入っていない、低刺激アイテムを選びましょう。
アロマやオーガニック製品は、妊娠中は避けておくのが無難
なんとなく「オーガニック」と聞くと、肌にいいような気がしませんか?でも実は、敏感になった妊娠中の肌には刺激になってしまう場合も。植物の力は、その植物自身が生きていくための力。きちんと手を加えないと、かえって肌にはよくない場合もあるので、注意が必要です。
また、アロマは人に様々な効果をもたらすものですが、妊娠中はちょっと気をつける必要があります。アロマの中には子宮収縮効果があるなど、妊娠中は使うべきではないものもあります。また、敏感になった妊娠中の肌には、アロマが刺激となってしまうことも。妊娠中のスキンケアとしては、アロマ入りのものは避けておく方がいいでしょう。リラックスのため芳香浴をしたいという場合も、念のため専門店で妊娠中であることを伝えて選ぶと安心です。
毎日使い続けるものだから、使いやすさも大切!
いくら高保湿なアイテムでも、ベタベタしたり、いつまでも肌になじまずに白く残る…なんてアイテムでは、きっとケアが嫌になってしまいますよね。効果や成分はもちろんですが、実は使い心地もアイテム選びの重要なポイント。サンプルなどでベタつかない、さっと肌になじむ、キシキシ変な感じがしないなども試してみましょう。先輩ママの口コミを見てみるのもいいですね。
おわりに
妊娠線予防ケアは、妊娠が分かったらなるべく早い段階ではじめるようにしましょう。また妊娠線のケアは、妊婦さんのために作られたクリームを選ぶと安心です。一度できたら消えないと言われている妊娠線。後悔しないためにも、使い心地のいいアイテムで毎日快適にケアができるといいですね。