マタニティ(妊娠中/産後)
更新日:2019.04.02
【助産師監修】「このくすみ・おなかの線の正体は?」妊婦さんのシミ・くすみ対策
マタニティお役立ちコラム【【助産師監修】「このくすみ・おなかの線の正体は?」妊婦さんのシミ・くすみ対策】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
【助産師監修】「このくすみ・おなかの線の正体は?」妊婦さんのシミ・くすみ対策
妊娠期に起こる体の変化は、おなかやバストだけだと思っていませんか?実は、肌も大きく変わります。肌が乾燥して敏感になるだけでなく、メラニンが増えやすくシミやくすみができやすくなります。
そこで今回は、妊娠中の肌の変化やシミ・くすみの対策について、助産師さんにお話を伺いました!
Q、なぜ妊娠するとシミ・くすみができやすくなるのですか?
A、妊娠中に増えるホルモンの影響です
妊娠期に増えるホルモンの影響により、妊婦さんの肌では、メラニンを作り出す細胞「メラノサイト」の働きが活発になります。そのため妊婦さんは、今まであったシミが目立つようになったり、新しいシミもできやすい状態になってしまうのです。
Q、影響が出るのは、顔だけですか?
A、下腹部の中央に現れる「正中線」も、メラニンの影響です
「おなかの真ん中に茶色い1本線がでてきたけど、これが妊娠線!?」…と、妊婦さんからよく質問を受けます。この線は妊娠線ではなく、「正中線」とよばれるもの。ホルモンの影響であらわれるものです。
正中線は一時的なもので、出産後は次第に薄くなっていきますので、あまり気にする必要はありません。しかし、皮膚の亀裂である妊娠線は産後も消えずに残ってしまいます。妊娠中に意識して対策をすべきなのは「妊娠線」の方です。急激な体重増加は避けて、ボディクリームで肌のうるおいと弾力を保つケアをしましょう。
Q、妊娠中にすべきシミ・くすみ対策は?
A、顔も体も、しっかりうるおいケア&紫外線対策を!
まずは、例年以上に念入りに紫外線対策をしましょう。ゴミ出しや洗濯物を干す時でも、顔も体も日焼け止めを塗るのがおすすめです。妊娠中はとても肌がデリケートになるので、低刺激の日焼け止めを選びましょう。
また、スキンケアで肌にうるおいを与えることも大切です。肌が乾燥する妊娠中は、かゆみも起きやすい時期。かき壊しの傷も、妊娠中は色素沈着を起こして跡に残りやすいので、毎日の保湿が大切です。
■おすすめ日焼け止め:「ママ&キッズ UVライトベール」
紫外線吸収剤をカプセルに内包した、赤ちゃんや妊婦さんにも安心の低刺激日焼け止め。さらっとなじむ乳液タイプだから、顔も体も不快感なくケアができます。SPF23・PA++でクレンジング不要だから、日常紫外線対策にピッタリ!
■おすすめ保湿アイテム:「ママ&キッズ ナチュラルマーククリーム」
たまひよクチコミ大賞No.1を6年連続受賞! 皮膚科医・助産師協力のもと開発された妊娠ボディ専用クリーム。肌のうるおいと弾力(肌の伸び)をしっかりケアして、急激なサイズアップにも対応できる美肌に。
Q、日焼け止めを塗る他にも、UVケアのポイントはあるの?
A、衣服やUVケアグッズを上手に活用しましょう
日焼け止め以外にも、日傘や帽子、薄手の長袖で紫外線を防ぐのもおすすめです。サングラスもUV対策としては効果的ですが、妊娠中は一時的な視力低下や、注意力の低下が起こりやすい時期。色つきのサングラスだと慣れない視界で歩くことになるので、転倒などにくれぐれも注意しましょう。
Q、UVケアと保湿で、シミやくすみ対策はOKですか?
A、美白ケアで、浴びてしまったUVダメージの表面化を防ぎましょう
シミ対策では、日焼け止めでシミのもとを増やさないケアと一緒に、今すでに肌の奥にあるシミのもとを表面化させないケアもとても大切です。
ただし、美白アイテム選びには注意が必要です。美白系のアイテムは効果が高い分、妊娠中の敏感な肌だと刺激を感じることも。「今まで問題がなかったから大丈夫」と油断せず、妊娠中は低刺激の美白アイテムを使うようにしましょう。
Q、ボディのくすみを防ぐには?
A、顔同様、スキンケアが大切です
ボディもくすみ対策アイテムを味方につけるのがおすすめです。うっかり日焼けしやすいデコルテは、大きくなるバストを支える役割も果たしています。くすみ対策と一緒にうるおいも与えてハリのある美肌を保っておくことが、産後のバストの下垂予防にもつながります。
おすすめバストケア:「ママ&キッズ ビーアップホワイト」
たまひよクチコミNo.1・ゼクシィBabyNo.1を受賞! 1本でバスト・デコルテのうるおい・ハリ・透明感アップを叶える妊婦さんのためのバスト専用乳液。赤ちゃんの口に入っても安心な成分でできているから、授乳中まで気兼ねなくケアできるのも、嬉しいポイントです。
おわりに
今回は、妊娠中のシミ・くすみ対策について助産師さんにお話を伺いました。一気に紫外線量が増えるこの季節、早めにUVケアもスタートして、すこやかで美しい肌をキープしましょう!
監修
代田佳恵(助産師・看護師)
東京都渋谷区を中心に、マタニティ&産後ヨーガ、ベビーマッサージ、母乳相談など、妊娠から卒乳までのケアなどを行っている。