マタニティ(妊娠中/産後)
更新日:2022.03.30
体の変化を知って対策を!妊娠中のボディメンテナンスのコツ
ベビーお役立ちコラム【体の変化を知って対策を!妊娠中のボディメンテナンスのコツ】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。
体の変化を知って対策を!妊娠中のボディメンテナンスのコツ
そもそも、妊娠中の体はどんな状態?
妊娠するとおなかが大きくなるのは当然ですが、妊婦さんの体にはほかにも様々な変化が起こります。 「まだおなかも大きくなっていないし」と気づかずにいると、肌荒れや体調不良などのトラブルにつながることも。
まずは、妊娠中から産後にかけて起こる変化を知っておきましょう。
●免疫力が落ちて、さまざまな刺激に敏感になる
妊娠すると免疫力が落ちます。 赤ちゃんを異物ととらえないための体の反応、環境や体の変化によるストレスの増加など、原因については諸説あるようです。
免疫力が落ちると、
- ・感染症などにかかりやすくなる
- ・食あたりなどを起こしやすくなる
- ・肌が敏感になり荒れやすくなる
などの影響が出てきます。免疫力を高めるケアと共に、食べ物やスキンケアにも気をつけましょう。 「今までも大丈夫だったし」と油断せず、妊娠中のからだに合わせた見直しが必要です。
>妊娠中の免疫力UPの方法をチェック●紫外線の影響を受けやすくなる
妊娠すると肌が敏感になりますが、もうひとつ、「紫外線の影響を受けやすくなる」という特徴もあります。妊娠中は、メラニンを作り出す細胞「メラノサイト」の働きが活発に。 その結果、シミやそばかすなどができやすい肌状態になっているのです。
特に、常に露出している顔は要注意。例年以上に丁寧なケアを心がけましょう。
>妊娠中のフェイスケアのポイントをチェック●汗をかきやすくなる
妊娠中は体温上昇や基礎代謝があがることで、汗をかきやすくなります。 あせもやかゆみに悩まされる妊婦さんも少なくありません。
妊娠線を心配してボディケアをしている方も多いと思いますが、ボディの保湿ケアはあせもやかゆみの予防にもつながるので、妊娠中の月齢や季節に関わらずおすすめです。
>妊娠中のボディケアのポイントをチェック●水分不足になりやすくなる
妊娠中は、水分不足になりやすくなります。むくみや頻尿が気になって水分を控える妊婦さんもいるようですが、水分不足は逆にむくみを引き起こします。
ほかにも、肌の乾燥や便秘、あるいは血栓ができるリスクが上がるなどさまざまな影響が考えられます。 もちろん、おなかの中の羊水や赤ちゃんの成長にも、水分は欠かせません。
>妊娠中の水分補給のポイントをチェック●おなかの張りや足のつりなどのトラブルが増える
血液量の増加や大きなおなかによる圧迫、ストレスなども相まって、妊娠中はおなかのはりや足がつるなどのトラブルが起きやすくなります。
原因の一つに、「冷え」も関係しています。妊娠中の冷え対策は、冬場だけでなく、春夏も意識しておくことが大切です。
>妊娠中の冷え対策のポイントをチェック●頭皮や髪のトラブルが起こりやすくなる
乾燥しやすく敏感になるのは、顔やボディの肌だけではありません。 頭皮も同じように敏感になり、かゆみや突っ張るような乾燥を感じることがあります。
また、産後に抜け毛に悩む方も多くいます。抜け毛は一時的なものですし防ぎようもないのですが、妊娠中から頭皮環境を整えておくことが、 髪のスムーズな生まれ変わりをサポートすることにつながります。
>妊娠中の冷え対策のポイントをチェックここからは、妊娠中の変化に合わせた対策方法をご紹介します。 トラブルが起きて後悔する前に、早めにケアを始めましょう!
【免疫力対策】赤ちゃんにも影響する“腸”を整えて、免疫力UP!
体の免疫機能を大きく左右するのが「腸」。免疫細胞の70%が集まっていて、腸内の細菌バランスを整えることが免疫力のアップにつながり、つまりは感染症予防・肌荒れ予防・アレルギーの発症予防などにつながると注目されています。
腸をいい状態に整えるには、
- ①早寝・早起きなど規則正しい生活をおくる
- ②ストレスをためない
- ③バランスの摂れた食事を意識する
- ④善玉菌のエサとなる食品を摂る
ことが大切ですが、体調も大きく変わる妊娠中にすべて叶えるのは至難の業。 そこでおすすめなのが、「④善玉菌のエサとなる食品を摂る」ことです!
善玉菌のエサとなる「プレバイオティクス」
ビフィズス菌など善玉菌自体を摂り入れる「プロバイオティクス」という考え方もありますが、腸内の善玉菌も種類も人それぞれで、腸内でしっかりとその菌を増やすのが難しい場合も。 しかし、善玉菌のエサになる「プレバイオティクス」を摂れば、腸内にもともと存在する菌を増やしてくれるので効果的です!
おすすめは、「ケストース」という成分。オリゴ糖(フラクトオリゴ糖)の成分の一部なので、もともと野菜などにも含まれているもので安心。 しかも、効果的な成分だけを抽出しているから、少量で毎日続けやすいのも特長です。おすすめは、この2つ。
「桑の葉フローラ青汁」(ナチュラルサイエンス)
野菜不足も気になる方におすすめ。ベビーオリゴ(ケストース)、水溶性食物繊維、100億個の植物性乳酸菌と「腸活」に欠かせない成分がたっぷり含まれています! 糖質が少なく栄養価は高い桑を贅沢に使用しているから、食生活が乱れがちな妊婦さんの野菜不足解消としても役立ちます!
>商品の詳細・ご購入はこちら「ママ&キッズ ベビーオリゴ?」(ナチュラルサイエンス)
つわりで味があるものがつらい、あるいはお料理や好きな飲み物に混ぜて摂りたい方におすすめ。ベビーオリゴ(ケストース)100%の食品です。甘さ控えめのお砂糖のようなシンプルな味わいで簡単に腸活ができます。 もちろん、青汁との併用もOKですし、生後1週間ごろから使えるので、産後は赤ちゃんとの腸活にも役立ちます。
>商品の詳細・ご購入はこちら赤ちゃんのためにも、妊娠中に腸活を
妊娠中の腸活は、妊婦さん自身の免疫対策以上の効果があります。 実は、生まれてくる赤ちゃんの腸内環境にも影響するのです!
赤ちゃんはおなかの中では、腸内も無菌の状態で、分娩や授乳などによりママの腸内細菌を摂り入れて、自分の腸内フローラを育てていきます。 ママがいい腸内環境を整えていると、赤ちゃんもそれをベースにいい状態を育てやすいということ。 乳児期の腸内環境は、アレルギーや将来の生活習慣病の発症にもかかわっていることがわかっているので、 ぜひ妊娠中こそ腸活を意識しましょう!
>妊娠中の腸活についてもっと知りたい方はこちら【肌荒れ対策:顔】敏感肌にも安心のスキンケア&UVケアで対策を
敏感で乾燥しやすい妊娠中は、今までは普通に使えていたスキンケアが突然合わなくなることもあります。 トラブルを起こす前に、低刺激で高保湿のものに切り替えるのがおすすめです。
シミやそばかすが気になる妊娠中は、日焼け止めや美白美容液もぜひ取り入れたいですが、こちらもアイテム選びにはご注意を。日焼け止めや美白美容液は肌トラブルを起こす方が多い製剤なので、特に意識して低刺激のものを選ぶことが大切です。 サンプルなどで、まずは上腕などで確かめてから、顔に使うようにしましょう。
おすすめフェイスケア:ママ&キッズ オリゴライン
生まれたての赤ちゃんから使えるほどの低刺激スキンケア。敏感・乾燥に傾いた肌に不足している「肌本来のうるおい成分」を補いながら、 独自成分「エクストラオリゴキュア」で揺らぎにくいすこやかな美肌を叶えます。
特に乾燥が気になる肌、部分的なベタツキや大人ニキビが気になる肌など、 肌質に合わせた製品がそろっているのもうれしいポイントです。
>詳細・ご購入はこちらおすすめUVケア:ママ&キッズ UVライトベール
新生児から使える低刺激日焼け止め乳液。SPF23/PA++で日常紫外線から肌をやさしくガードします。 保湿・肌荒れ予防成分もたっぷりで、日中も肌が乾燥しません。顔も体もOK。 「今まであう日焼け止めが見つからなかった」「使い心地も、洗い心地もいい日焼け止めが見つからない…」 という方におすすめです。
>詳細・ご購入はこちらおすすめ美白美容液:ママ&キッズ 薬用ホワイトオリゴエッセンス
妊娠中の敏感肌にも使える、低刺激美白美容液。敏感肌でも使える低刺激でありながら、肌のシミ、くすみをケアする成分を厳選配合。日焼けによるシミやくすみをきっちり防ぎ、透明感あふれる肌へと導きます。 オイル無添加でべたつかないのもうれしいポイント。
>詳細・ご購入はこちら【肌荒れ対策:ボディ】汗かき&敏感ボディは、妊婦さん専用ケアが必須
大きくサイズアップするおなかは、乾燥や妊娠線などのトラブルが起きやすい部分。
うるおったきれいなおなかを保つには、おなかが目立ってくる前から、肌にうるおいと弾力を与えて、急激な伸びに耐えられる肌状態をつくっておく必要があります。 そのためには、妊娠ボディ用アイテムを選ぶことが大切です。
また、乾燥・サイズアップが起こるのは、おなかだけではありません。全身に専用クリームを塗りましょう。うるおったすこやかな肌状態を保つことが、汗によるトラブル予防にもなります。 季節や妊娠月齢に関わらず、ボディケアは必須です。
おすすめボディケア:ママ&キッズ ナチュラルマーククリーム
助産師と先輩ママの協力により生まれた大人気の妊娠ボディ用クリーム。デリケートな妊婦さんの肌にうれしい無香料・無着色・低刺激処方です。 ぬるだけでマッサージ不要の手軽さも魅力のひとつ。
>詳細・ご購入はこちら【体調管理】こまめな水分補給&春夏も冷え対策を
妊娠中は、特に水分補給が大切な時期です。のどの渇きを感じなくても、こまめに水分を摂るようにしましょう。夏場は一気に冷たいものを飲みたくなりますが、急激に大量の水分を摂るのはおすすめできません。 冷えも心配です。適量をこまめに摂るようにしましょう。
また、冷え対策としては、足先を特に意識すると◎足は大きなおなかで血流が滞り、冷えやすい部分です。 逆に足先を温めることで末端まで血流が良くなります。
夏場も、サンダルなどは避けて靴を履くようにしましょう。転倒の予防にもなります。また、屋内だと冷房が効きすぎていることも多いので、 カーディガンなどちょっとした調整ができる衣服を持ち歩くものおすすめです。
>妊娠中の水分不足ついてもっと詳しく読む>妊娠中の冷え対策についてもっと詳しく読む
【頭皮】頭皮環境の乱れを防ぎましょう
頭皮のトラブル予防には、まずはシャンプーなどのヘアケア製品の見直しを。 ヘアケアは香り成分や着色料を含んでいるものが多いですが、これらは妊娠中の敏感な頭皮には刺激が強すぎることも。
ヘアケアも、フェイスケアやボディケアと同じで低刺激でゆらいだ状態を整えてくれるものを選びましょう。 また、しっかりと不要な汚れを落としながら、うるおいはキープできる高保湿のものがおすすめです。
ほかにも
- ・シャンプー前にブラッシングをする
- ・日差しの強い日は帽子をかぶって紫外線ダメージを防ぐ
- ・頭皮専用美容液でうるおいを補給する
などのケアもおすすめです。
おすすめヘアケア:ママ&キッズ オリゴヘアケアシリーズ
赤ちゃんから家族みんなで使える低刺激のシャンプー&トリートメント。汚れはしっかりとしながら、うるおいを与えて頭皮環境をすこやかに整えます。 初回限定セットなら、頭皮専用美容液のお試しパウチもプレゼント♪
>詳細・ご購入はこちらおわりに
今回は、妊婦さんのからだに起こる変化とその対策方法をお伝えしました。いきなりすべてを取り入れるのは難しくても、「妊娠中はいつもより敏感な状態」と知っておくことが大切です。 妊婦さんのからだは、赤ちゃんのために急激に変化しています。ぜひ、ご自身のからだをいたわってあげてくださいね。